「蒼穹の昴」 著:浅田次郎
お奨め度:★★★★★
西太后が君臨する落日間近の清国。
「あまねく天下の財宝を手中に収める」と、占い師に予言された
貧しい糞拾いの少年・春児(チュンル)。
「天子様の側らにあって天下の政(まつりごと)を司る事になる」
と予言された春児(チュンル)の兄貴分・文秀(ウエンシウ)。
一緒に都に上った2人は、それぞれの運命を背負い、
互いの道を歩んでいく。
全4巻の壮大なスケールの中国歴史小説。
失礼ながら、浅田次郎さんが、こんなに緻密でスケールの大きな
歴史作品を書くとは、全く知らなかった。
参考の為に読んだ本は、一体、何冊あったのだろうか。
元々好きな作家さんではあったけど、惚れ直しました。
ここ数年で読んだ本で、間違いなくBEST5にランクイン。
鬼のような女だと思っていた西太后が、賢く気の毒な女帝
として扱われていて意外だった。
学生の頃は、世界史なんて、まるで興味が無かったけど、
こんな形で読むと、中国史はとっても面白い。
久々の一気読みで、4巻の最後の方は、この作品を読み終えて
しまうのが寂しかった。
が、続編がある事が判明。さっそく購入。楽しみができた。
↓管理人もやってます。
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