« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月

「下北サンデーズ」 著:石田衣良

下北サンデーズ 下北サンデーズ

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

お奨め度:★★★★★

主人公・里中ゆいかは、弱小劇団「下北サンデーズ」に入団した。

かなり個性的で、アクが強く、超貧乏な劇団員にもまれつつも、

次第に女優としての才能を開花させていく。

ゆいかの入団で、劇団も少しづつ人気が出て、知名度が上がり始めると、

劇団の中に、少しづつ、おかしな空気が流れ始める・・・。

芝居という夢を追いかける若者達の、青春グラフティ小説。

石田衣良さんは、クイズ番組に出演しているのを見ただけで、小説は、初めて読んだ。

TVでは、天然のおっとりした雰囲気で、どんな小説を書くのかなと、思っていたら、

意外に、UPテンポで、元気な感じの作品だった。

登場人物達が、皆、個性的で、バイタリティーに溢れていて、魅力的で、

読んでいて気持ちが良かった。

下北沢が演劇の聖地とは、知らなかった。

小劇団のお芝居を、見に行きたくなった。

 

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ ←ランキングに参加してます。ポチっとしていただけると嬉しいです。

 

↓管理人もやってます。

 WAK2MAIL 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「影踏み」 著:横山秀夫

影踏み 影踏み

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

お奨め度:★★☆☆☆

主人公・真壁修一は、人が寝ている深夜の住宅に侵入する「ノビ師」と呼ばれる泥棒。

そして、無理心中を図った母親に、焼き殺された双子の弟「啓二」が、

修一の中に同居している。

かつて、修一には、久子という恋人がいた。

刑務所から出所した修一、修一の中の啓二、再会した久子、

修一の周りにいる闇の世界の人間達・・・・。

横山秀夫さんの作品は、今まで「半落ち」しか読んでいなかった。

「半落ち」は、私が読んだ小説の中で、直近で、一番感動し、珍しく涙した作品

だったので、他の作品も読んでみようと思った。

「影踏み」の帯に、「かつてこれほど切ない犯罪小説があっただろうか」と

書いてあったので、読んでみた。

てっきり、長編ミステリー系なのかと思ってたら、短編集のような物だった。

修一は、俗に言う「陰のある男」的な、ダークな感じ。でも、けっこうハートはいい。

という設定なんだけど、結局、一般市民の数万円のお金を盗んで、生計を立てている

ってとこで、どうしても、主人公に感情移入できなかった。

だからって、銀行強盗とかだと、「切なさ」は出なくなっちゃうんだろうけど・・・・。

私の苦手とするハードボイルドタッチだし。確かに切ない空気が全体に流れているけど、

「かつてこれほど切ない犯罪小説があっただろうか」と言うのは、褒めすぎかな。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ ←ランキングに参加してます。ポチっとしていただけると嬉しいです。

 

↓管理人もやってます。

 WAK2MAIL 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「片想い」 著:東野圭吾

片想い 片想い

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

お奨め度:★★★☆☆

哲郎が、大学時代、同じアメフト部のマネージャーだった美月に、10年ぶりに会ったら、

彼女は男になっていた。

そして、彼女は、殺人を犯してしまったと、告白する。

哲郎は、やはりマネージャーだった妻と、彼女をかくまい、事件の真実を探していく。

事件を解決すると同時に、「男」の定義とは何か、「女」の定義とは何か、

身体が男なら男なのか?考えさせられていく。

東野圭吾さんお得意の、一緒に青春を生きた仲間内での事件物。

相変らず、ストーリーの運び方が上手くて、引き込まれていく。

でも、悲しいかな、やはりパターンが見えてしまい、途中で犯人がわかってしまった。

終わり方も、確か他に似た作品があったような・・・という気分にさせられる。

物語上、事件を解決するには必要なんだろうけど、自己中というか、本当に友人の為

というよりも、自分の気持ちの為に、行動を起しているんじゃないかというところで、

主人公を好きになれなかった。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ ←ランキングに参加してます。ポチっとしていただけると嬉しいです。

 

↓管理人もやってます。

 WAK2MAIL 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「さまよう刃」 著:東野圭吾

さまよう刃 さまよう刃

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

お奨め度:★★★☆☆

長峰の大事な一人娘が、未成年の少年グループに殺された。

犯人を知った長峰は、復讐に乗り出した。

犯人グループの一人を殺害し逃走する長峰を、追う警察とマスコミ。

悪いのは、娘を殺した少年達なのに、彼らは、未成年が故に減刑される。

もちろん、娘の敵討ちだからって、殺人を認める訳にはいかないんだろうけど、

このストーリーでは、長峰を応援したくなってしまう。

それほど、娘を殺した少年は、悪魔のような人物に書かれている。

そんな少年が、更生するだろうか?生かせていていいのだろうか?

長峰を追う刑事のジレンマが、うまく書かれていて、物語に入り込みやすい。

でも、内容が内容だけに、暗~い、重~い気分になってしまう。

常識では理解できないような、罪を犯す事に罪悪感をまるで持たなくて、

更正する余地のない少年は、この世に存在するんだろうな。人格障害っていうか。

東野圭吾さんらしい、先が知りたくて、どんどん読んでしまうような文章だったけど、

後味が悪いので、人にはあまり奨めたくないかも。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ ←ランキングに参加してます。ポチっとしていただけると嬉しいです。

 

↓管理人もやってます。

 WAK2MAIL 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「手紙」 著:東野圭吾

手紙 手紙

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

お奨め度:★★★★☆

弟の大学進学の費用を作る為に、強盗をしようとした兄。

そして、強盗に入った家の住人を、はずみで殺してしまう。

「強盗殺人犯の弟」という重いレッテルが、主人公の幸せを、ことごとく奪っていく。。。

そんな事を知ってか知らないでか、月に一度、獄中の兄からの手紙が届く。

兄を憎むべきか、許すべきか、弟の心の葛藤が書かれている。

この本を読む前に、残念な事に、TVでこの映画のラストシーンだけ観てしまった。

でも、主人公の弟のイメージは、本と映画では、ちょっと違う。

もし、自分のまわりに「強盗殺人犯の家族」がいたら、自分はどんな態度をとる

だろう・・?

昔からよく知っている友人が「強盗殺人犯の家族」になってしまったら、それまでと

同じように付き合って行こうと思うけど、初めて会った人が、「強盗殺人犯の家族」

だったら、気の毒だとは思っても、偏見を持たない事は、多分、難しいような気がする。

 

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ ←ランキングに参加してます。ポチっとしていただけると嬉しいです。

 

↓管理人もやってます。

 WAK2MAIL 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「ナイチンゲールの沈黙」 著:海堂尊

ナイチンゲールの沈黙(上) ナイチンゲールの沈黙(上)

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

ナイチンゲールの沈黙(下) ナイチンゲールの沈黙(下)

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

お奨め度:★★★★★

「チーム・バチスタの栄光」の続編第2弾。

再び、不定愁訴外来(別名・愚痴外来)担当の田口医師と、厚生労働省役人の

白鳥が、病院内の事件を解決する。今回は、警察庁から加納警視正も参加し、

より一層、濃いキャラクターの集まりになっていて、面白かった。

小児病棟の問題児・瑞人の、どうしようもないダメ父親が殺された。犯人は?

緊急入院した伝説の歌姫と、病院一歌の上手い小児科担当の看護師・小夜、

小児科の可愛い患者達、などなど、個性的な登場人物がからみ、

物語の展開が面白く、ついつい一気読み。

今度、この第2弾をすっとばして、続編第3弾の「ゼネラル・ルージュの凱旋」が、

映画になるらしい。

確かに、この第2弾は、非現実的な部分もあるし、超歌の上手い女優さんを2人、

探さなければならないので、映画化は、難しかったのでしょう。

 

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ ←ランキングに参加してます。ポチっとしていただけると嬉しいです。

 

↓管理人もやってます。

 WAK2MAIL 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「チーム・バチスタの栄光」 著:海堂尊

チーム・バチスタの栄光(上) チーム・バチスタの栄光(上)

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

チーム・バチスタの栄光(下) チーム・バチスタの栄光(下)

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

お奨め度:★★★★★

某大学病院の一流外科医師のチームで、原因不明の術中死が連続して発生する。

そこで、なぜか病院長は、万年講師の田口医師に、内部調査を依頼する。

田口医師の助けとして、厚生労働省の変人役人・白鳥が参戦するが、

コイツがとんでもないヤツ・・・・。しかし、コイツのおかげで、事件の真相が見えてくる。

本を読む前に、先にレンタルDVDで映画を観た。映画も面白かった。

なので、小説は、続編の「ナイチンゲールの沈黙」を、先に読んだ。

そしたら、主人公の田口先生も、白鳥も、映画とはちょっと違ったキャラクターで、

魅力的だったので、「チーム・バチスタの栄光」も、本で読みたくなって読んだ。

結末を知っていても、とても面白かったので、結末を知らずに読んだら、

どんなに面白かった事だろうと思う。

作者の海堂尊さんは、医学博士で、現役のお医者さん。

どうりで、この本が、隅々まで、つじつまのあった医療ミステリー作品なのか、大納得。

 

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ ←ランキングに参加してます。ポチっとしていただけると嬉しいです。

 

↓管理人もやってます。

 WAK2MAIL 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »