「顔に降りかかる雨」 著:桐野夏生
| 顔に降りかかる雨 |
お奨め度:★★☆☆☆
親友のノンフィクションライター耀子が、ある日突然、1億円を持って消えた。
主人公・ミロは、耀子に大金を預けた耀子の恋人・成瀬時男に、
ミロも共犯ではないかという疑いをかけられる。
成瀬のバックには、暴力団がついていた。1億円は暴力団から借りたお金だった。
「耀子は、そんな事をする人間じゃない。」
耀子を信じているミロは、成瀬と協力して、耀子を探し、消えた1億円の謎を
解明する。果たして、事件の真相は。。。。?
1993年度、江戸川乱歩賞受賞作。
前半から中盤にかけてのストーリー展開は、けっこう面白くて、
スイスイ読めた。
描写が気持ち悪くて、眉間にシワを寄せちゃう場面もあったけど。
でも、後半に、あばかれた事件の真相は、ちょっと無理があるような・・・。
事件物の作品だけど、愛だのなんだの、男女間の情のお話も含まれていて、
なんか、陳腐な2時間ドラマのような後味の方が強かった。
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