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2009年10月

「ジェネラル・ルージュの凱旋(上・下)」 著:海堂尊

ジェネラル・ルージュの凱旋 ジェネラル・ルージュの凱旋

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お奨め度:★★★★☆

東城大学医学部付属病院の不定愁訴外来・田口公平医師の元に、

匿名の告発文が届く。

将軍(ジェネラル)と呼ばれる救急救命センター部長・速水晃一医師が、

医療器具を納品している業者と癒着していると言う。

患者の命を救う為に、全身全霊を注いでいる速水が、そんな事をするとは、

速水と友人関係にある田口には、信じられない。

病院長から依頼を受けた田口は、調査を始める。

「チーム・バチスタの栄光」「ナイチンゲールの沈黙」の続編。

先日、映画にもなった。

今回も一気に読んでしまった。登場人物のキャラ付けがしっかりしていて、

いろんな人が出てきて、面白い。

実際に医師である海堂さんが書くから、リアリティ抜群。

次々と急患を助けていく、速水部長が、かっこいい。

先日、偶然、ドクター・ヘリ事業は、大赤字だというニュースをTVで見たので、

すんなり、ストーリーに入り込む事ができた。

「医療の採算性」、「医療の正義とは?」「病院を経営する側と、現場の医師との確執」

実際の医療現場が、今現在おかれている苦しい立場を、ど素人の私でも、

想像する事ができた。

なぜ、速水部長のあだ名が「ジェネラル・ルージュ(口紅将軍?)」なのかの

理由は、ちょっとヤボったいというか、無理があるかな・・・と思った。

 

 

 

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「空の中」 著:有川浩

空の中 空の中

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お奨め度:★★★★★

200X年、四国沖上空高度2万メートルで、謎の飛行機事故が、立て続けに

2件起きた。

航空機メーカーの担当者・春名と、目の前で事故を目撃した自衛隊パイロット・武田は、

原因調査に乗り出す。

同じ時期、地上では、謎の飛行機事故で父を亡くした高校生・瞬と、幼なじみ・佳江が、

不思議な生物を拾った。

謎の飛行機事故と、発見された不思議な生物の関連は・・・・?

有川浩さんの作品は、初めて読んだ。これも夫のお勧め本だった。

「分類すれば、SFものかなぁ。」と、夫が言うので、SFがそんなに好きではない私は、

半信半疑で読み始めた。

これがまた、SFもあり、青春もあり、恋愛もあり、人情もありの、てんこ盛り作品で、

てんこ盛りなのに、ちぐはぐ感も無く、全てが上手く絡み合っている。

SF部分は、ハリウッド映画並みのスケールの大きさだけど、青春や恋愛部分は、

ほのぼのしていて、とてもいい感じ。

超久々の、「読み出したら止まらない」&「心地良い余韻」 作品だった。

そして、おまけの物語は、ちょっと涙してしまった。

文句無しの★五つです。  

 

 

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