「ジェネラル・ルージュの凱旋(上・下)」 著:海堂尊
| ジェネラル・ルージュの凱旋 |
お奨め度:★★★★☆
東城大学医学部付属病院の不定愁訴外来・田口公平医師の元に、
匿名の告発文が届く。
将軍(ジェネラル)と呼ばれる救急救命センター部長・速水晃一医師が、
医療器具を納品している業者と癒着していると言う。
患者の命を救う為に、全身全霊を注いでいる速水が、そんな事をするとは、
速水と友人関係にある田口には、信じられない。
病院長から依頼を受けた田口は、調査を始める。
「チーム・バチスタの栄光」「ナイチンゲールの沈黙」の続編。
先日、映画にもなった。
今回も一気に読んでしまった。登場人物のキャラ付けがしっかりしていて、
いろんな人が出てきて、面白い。
実際に医師である海堂さんが書くから、リアリティ抜群。
次々と急患を助けていく、速水部長が、かっこいい。
先日、偶然、ドクター・ヘリ事業は、大赤字だというニュースをTVで見たので、
すんなり、ストーリーに入り込む事ができた。
「医療の採算性」、「医療の正義とは?」「病院を経営する側と、現場の医師との確執」
実際の医療現場が、今現在おかれている苦しい立場を、ど素人の私でも、
想像する事ができた。
なぜ、速水部長のあだ名が「ジェネラル・ルージュ(口紅将軍?)」なのかの
理由は、ちょっとヤボったいというか、無理があるかな・・・と思った。
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